要点
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経口リボフラビン(ビタミンB 2 )サプリメントが血圧に及ぼす影響は不確実である。
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リボフラビンが血圧を下げる有用性を評価するには、大規模で適切に実施された試験が必要である。
血圧とは?
血圧とは、循環する血液が血管壁に及ぼす圧力のことである。収縮期血圧は心拍時の最高血圧であり、拡張期血圧は心拍間の最低血圧である。収縮期血圧および拡張期血圧が高いと、心疾患や脳卒中のリスクが高まる。
リボフラビンとは?
リボフラビンはビタミン(ビタミンB 2 )の一種で、牛乳や乳製品、酵母抽出物(エキス)、卵、レバー、腎臓など、多くの食品に天然に含まれている。リボフラビンはサプリメントとしても摂取することができる。
知りたかったこと
リボフラビンサプリメントを摂取することで血圧が下がるかどうかを調査したいと考えた。
実施したこと
成人を対象に、血圧に対するリボフラビンとプラセボ(「偽薬」)の影響を比較した研究を検索した。対象とした研究の質を評価し、その結果をまとめた。 その後、エビデンス(科学的根拠)に対する信頼度を評価した。
わかったこと
参加者合計374例の4件の研究を対象とした。 リボフラビンが収縮期血圧および拡張期血圧に及ぼす影響については、そのエビデンスは非常に不確実である。エビデンスによると、リボフラビンは有害事象にほとんど、あるいは全く差をもたらさないかもしれない。
現時点でのエビデンス
2024年10月時点までの利用可能なすべてのエビデンスを検索した。
エビデンスの限界
対象とした研究の参加者の一部については結果が報告されていなかったこと、また対象とした研究の規模が比較的小さかったことから、リボフラビンが血圧を低下させるというエビデンスに対する信頼度は非常に低かった。
これはどういう意味か?
リボフラビンが血圧に及ぼす影響については、非常に不確実である。さらに、リボフラビンが血圧を下げるかどうかを判断するには、質が高く、大規模な研究が必要である。
《実施組織》厚生労働省「「統合医療」に係る情報発信等推進事業」(eJIM:http://www.ejim.mhlw.go.jp/)[2026.07.14]《注意》この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、eJIM事務局までご連絡ください。なお、2013年6月からコクラン・ライブラリーのNew review, Updated reviewとも日単位で更新されています。eJIMでは最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、タイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。 《CD015464.pub2》




