要点
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医療従事者に禁煙指導の技術を習得させることは、患者の禁煙を支援することにつながる。
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複数の要素(例えば、患者へのカウンセリングに加え、経過観察の予約の案内や自助資料の提供など)を組み合わせた研修や、医療従事者向けのフィードバックや継続的な支援体制は、さらに有益である可能性がある。
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医療従事者への研修と、禁煙薬(ニコチン置換療法など)やその他の禁煙補助剤を統合した研究をさらに検討し、これらによってより多くの人が禁煙に成功するかどうかを確認すべきである。
医療従事者向けの研修とは何か?
医療従事者に禁煙指導の技術を研修することで、患者に喫煙の有無を尋ねるよう促すことができる。患者が喫煙している場合、医療従事者は、患者の禁煙の取り組みを支援するための最新のエビデンスを手にすることができる。
知りたかったこと
医療従事者に禁煙指導の技術を研修することで、患者の禁煙成功率が高まるかどうか、また、より集中的な研修を行うことで、さらに多くの患者が禁煙に成功するかどうかを調べたかった。
実施したこと
医療従事者に対して禁煙指導の技術を研修した研究を検索した。その後、医療従事者たちはこれらの手法を活用し、患者の禁煙を支援した。これらの研究はいずれも、研修を受けた医療従事者と、研修を受けていない、あるいは簡易的な研修を受けた、あるいは禁煙以外の分野の研修を受けた医療従事者からなる対照群とを比較したものである。研究結果を比較、要約し、研究方法や研究規模などの要因に基づいて、エビデンスに対する信頼性を評価した。
わかったこと
今回のレビューには29件の試験を組み入れた。これらの研究を通じて、計4,030人の医療従事者が研修を受け、喫煙者38,178人に禁煙支援を行った。
医療従事者が禁煙指導の研修を受けた場合、研修を受けていない医療従事者の患者に比べ、研修を受けた医療従事者の患者の禁煙成功率が高くなる傾向があることが分かった。
医療従事者がより徹底した研修を受けた場合、より簡易的な研修を受けた医療従事者と比べて、禁煙に成功した患者の数が多い可能性があることがわかった。
また、患者を治療する医療従事者が禁煙支援に関する研修を受け、
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患者にニコチン置換療法を提供したり、
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禁煙を促すリマインダーを行ったりすることで、禁煙に成功する人が増える可能性があることもわかった。
しかし、これらの結果については確信が持てず、いずれの場合も、より多くの人々が禁煙する助けにはならない可能性がある。
エビデンスの限界は?
医療従事者が禁煙指導の研修を受けた場合、その患者の禁煙成功率が高まるという結果については、確信を持っている。一部の研究では使用された方法が不明確であったことや、患者が喫煙していないことに関する報告を確認するための生物学的検査が行われていなかった研究もあったため、その他の結果については信頼性が低い。
本エビデンスはいつのものか?
2024年8月現在のエビデンスである。
《実施組織》阪野正大、久保田純平 翻訳[2026.06.13]《注意》この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、コクランジャパンまでご連絡ください。なお、2013年6月からコクラン・ライブラリーのNew review, Updated reviewとも日単位で更新されています。最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、タイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。 《CD000214.pub3》
このコクランレビューは、元々は英語で作成されました。翻訳の正確性は、当該翻訳を担当した翻訳チームが責任を負います。質の高い翻訳を保証するため、この翻訳は細心の注意を払って作成され、標準的なプロセスに従って行われています。ただし、不一致、不明確または不適切な翻訳の場合、英語の原文が優先されます。




