助成金の授与は、提案の質の評価のためのピアレビューに大きく依存しているが、これらの手続きの効果の証拠は乏しい。

このレビューは、ピアレビューの様々なプロセスが受託研究の質に及ぼす影響を評価するために実施された。レビューには10件の研究のみが含まれ、記載されていた。ピアレビューの手続きが資金提供された研究の質に及ぼす実際の影響を評価する比較研究を見つけることができなかった。助成金を授与するためのピアレビュー効果に関する実証的な証拠はほとんどない。助成金を授与するためのピアレビューが、資金提供された研究重要性、関連性、有用性、方法の健全性、倫理の健全性、完全性、正確性に与える効果を評価する研究が緊急に必要である。一方で、ピアレビューの潜在的な悪影響をコントロールし、評価することを目的とした実践を行うべきである。

訳注: 

《実施組織》阪野正大、小林絵里子 翻訳[2020.08.06]《注意》この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、コクランジャパンまでご連絡ください。なお、2013年6月からコクラン・ライブラリーのNew review, Updated reviewとも日単位で更新されています。最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、タイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。 《MR000003.pub2》

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