メラトニンは、認知症関連の行動障害の治療に効果があるかもしれない。

メラトニン分泌機能低下と認知症の症状との関連性を示唆する研究が多く存在する。認知症関連の認知機能変化の管理に対するメラトニンの使用を評価するために、3件のランダムプラセボ対照試験から得られたデータのメタアナリシスを実施した。当該3試験のうち、気分障害と行動障害の管理についてメラトニンを評価した2試験については、データの併合も実施した。行動および気分に関する精神病理学尺度スコアのメタアナリシスにより、アウトカムの有意な改善が確認された。メラトニン治療は、認知症関連の精神病理的行動障害の治療に有用かもしれない。認知機能障害の治療に対するメラトニンの効果を裏づけるエビデンスは得られなかった。

訳注: 

《実施組織》厚生労働省「「統合医療」に係る情報発信等推進事業」(eJIM:http://www.ejim.ncgg.go.jp/)[2018.12.25] 《注意》この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、eJIM事務局までご連絡ください。なお、2013年6月からコクラン・ライブラリーのNew review, Updated reviewとも日単位で更新されています。eJIMでは最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、タイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。 【CD003802.pub3】

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