重度精神疾患に対するデイセンター

過去30年で、自宅で暮らしながら治療を受ける重度精神疾患を持つ人々の数は大きく増加した。重度精神疾患の地域でのケアは、非医療的なサービス(英国におけるソーシャルサービス、あるいは慈善セクター)が運営するデイセンターで提供されるケアによって、しばしば補強されている。このレビューでは、適切に行われたランダム化試験から非医療的なデイセンターの効果に関するエビデンスを得ようとしたが、エビデンスは見つからなかった。現在、デイセンターはサービス提供の計画において目立ってきているが、これは重度精神疾患に苦しむ人々に対する効果の良質なエビデンスに基づいたものではない。重度精神疾患を持つ人々およびその介護者は、デイセンターを利用するかどうか選ぶことができるなら、経験によるエビデンス、および少数の非ランダム研究のエビデンスに基づいて判断するしかない。

訳注: 

《実施組織》翻訳 五十嵐百花 監訳 佐藤さやか [2020.6.12] 《注意》この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所地域・司法精神医療研究部(以下、NCNP精研地域部;cochranereview.ncnpcmhl@gmail.com)までご連絡ください。なお、2013年6月からコクラン・ライブラリーのNew review, Updated reviewとも日単位で更新されています。NCNP精研地域部では最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、タイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。 《CD001710.pub2》

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