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Rheum officinale (大黄:中医薬の一つ)による慢性腎臓病の治療

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慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease:CKD)は、長期間わたり生命を脅かす疾患であり、その有病率は増加傾向にある。CKDの患者は綿密に経過観察され、病気の進行段階や他の健康問題の有無に応じて決定された治療法による治療を受ける。CKDの治療には、血圧をコントロールし腎機能を補助する薬剤(多くの場合、アンジオテンシン変換酵素阻害薬[Angiotensin-converting Enzyme inhibitors:ACEi]やアンジオテンシン受容体拮抗薬[angiotensin receptor blockers:ARB])の投与に加え、タンパク質摂取量の制限がしばしば行われる。伝統療法の提供者は、CKD患者の治療に Rheum officinale (大黄、ルバーブの一種)をしばしば使用する。

我々は、中国で実施された9件の研究から得られたエビデンス(科学的根拠)を解析した。これらの研究では、 Rheum officinale を、無治療またはACEiの一種であるカプトプリルによる治療と比較していた。CKDの進行を示す2つの重要な血液マーカー、すなわち血清クレアチニンと血中尿素窒素について、報告された変化を検証した。

Rheum officinale による治療がCKDを改善したり、その進行を遅らせたりできることを示す、質の高いエビデンスは見つからなかった。 Rheum officinale がCKD患者に重篤な健康問題を引き起こすことは認められなかった。CKD 患者に対する Rheum officinale の有益性を評価するためには、確固とした質の高いエビデンスを提供する、適切に設計されたランダム化比較試験が必要である。

訳注

《実施組織》厚生労働省「「統合医療」に係る情報発信等推進事業」(eJIM:http://www.ejim.mhlw.go.jp/)[2026.07.14]《注意》この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、eJIM事務局までご連絡ください。なお、2013年6月からコクラン・ライブラリーのNew review, Updated reviewとも日単位で更新されています。eJIMでは最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、タイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。 《CD008000.pub2》

このコクランレビューは、元々は英語で作成されました。翻訳の正確性は、当該翻訳を担当した翻訳チームが責任を負います。質の高い翻訳を保証するため、この翻訳は細心の注意を払って作成され、標準的なプロセスに従って行われています。ただし、不一致、不明確または不適切な翻訳の場合、英語の原文が優先されます。

Citation
Wang H, Song H, Yue J, Li J, Hou YB, Deng JL. Rheum officinale (a traditional Chinese medicine) for chronic kidney disease. Cochrane Database of Systematic Reviews 2012, Issue 7. Art. No.: CD008000. DOI: 10.1002/14651858.CD008000.pub2.

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