冠動脈疾患(Coronary heart disease :CHD)の二次予防に対するヨガ

冠動脈疾患(Coronary heart disease :CHD)は、多くの先進国において、心血管疾患に関連する早期の病態および死亡の主な原因である。二次予防は、CHDと確定した患者において、心イベントの再発および死亡を予防するための介入を表す用語である。CHD患者では、冠動脈イベントおよび死亡のリスクが最も高い。生活改善が、二次予防における重要な役割を担う。ヨガは、身体活動の一種およびストレス管理戦略と考えられている。ヨガの身体的および精神的なベネフィットは、十分に受け入れられているが、ヨガの不適切な実践により、筋肉痛や筋緊張などの筋骨格系損傷に至る可能性がある。今回のシステマティック・レビューの目的は、心イベント、死亡、健康関連の生活の質の観点で、CHDの二次予防としてのヨガの有効性を検討することであった。今回のレビューの選択基準に該当するランダム化対照試験はなかった。したがって、CHDの二次予防としてのヨガの有効性は不明である。質の高いランダム化対照試験が必要である。

本レビューは2012年発表のレビューの更新である。

訳注: 

《実施組織》厚生労働省「「統合医療」に係る情報発信等推進事業」(eJIM:http://www.ejim.ncgg.go.jp/)[2019.12.25] 《注意》この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、eJIM事務局までご連絡ください。なお、2013年6月からコクラン・ライブラリーのNew review, Updated reviewとも日単位で更新されています。eJIMでは最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、タイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。 【CD009506.pub4】

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