無症状胆石患者に対する胆嚢摘出術

著者の結論: 

無症状胆石の患者を対象にした胆嚢摘出術施行例と胆嚢摘出術非施行例を比較していたランダム化試験はない。無症候性胆石に対して胆嚢摘出術を施行するべきか否かを評価するためのランダム化比較試験をデザインする前に、閉塞性黄疸、胆石に関連した膵炎、および/または胆嚢癌などのアウトカムを十分な追跡期間で評価する観察研究での更なる評価が必要である。

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背景: 

現在、胆嚢摘出術は症候性胆石患者にのみ推奨されている。しかし、無症候性胆石患者の約4%には胆嚢炎、閉塞性黄疸、膵炎、胆嚢癌などの症状が現れる。

目的: 

無症候性胆石の患者に対する胆嚢の外科的摘出術の利益および有害性を評価する。

検索方法: 

Cochrane Hepato-Biliary Group Controlled Trials Register、コクラン・ライブラリのCochrane Central Register of Controlled Trials (CENTRAL)、MEDLINE、EMBASE、およびScience Citation Index Expandedを2008年5月まで検索した。

選択基準: 

胆嚢摘出術施行例と胆嚢摘出術非施行例を比較していたランダム化比較試験のみを(言語、盲検化、出版状況にかかわりなく)本レビューのために検討した。

データ収集と分析: 

胆嚢摘出術施行例と胆嚢摘出術非施行例を比較していたランダム化比較試験を同定することはできなかった。

主な結果: 

胆嚢摘出術施行例と胆嚢摘出術非施行例を比較していたランダム化比較試験を同定することはできなかった。

訳注: 

監  訳: 吉田 雅博,2009.5.13

実施組織: 厚生労働省委託事業によりMindsが実施した。

ご注意 : この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、Minds事務局までご連絡ください。Mindsでは最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、編集作業に伴うタイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。

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