分娩第3期の積極的管理の一環としての子宮底圧迫とコントロール下臍帯牽引の比較

著者の結論: 

分娩第3期の積極的管理の一環としての子宮底圧迫とコントロール下臍帯牽引の有効性を比較しているランダム化比較試験は同定されなかった。したがって、胎盤剥離の徴候を確認した後のコントロール下臍帯牽引はなお分娩第3期積極的管理の第3の構成要素であるべきであり、ルーチンの子宮収縮薬投与と臍帯クランプ後に行うべきである。

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背景: 

分娩第3期の積極的管理の一環として胎盤娩出を助けるための2つの基本的な介入がある:(1)子宮底圧迫と(2)コントロール下臍帯牽引である。さらに、これらの方法はいずれも有害アウトカムを生じることがある。子宮底圧迫は胎盤が剥離する過程を妨げ、疼痛、出血、子宮内反症を引き起こす可能性がある。コントロール下臍帯牽引は、胎盤分離前に行われるか、子宮収縮薬を前投与せずに行われた場合、同様の有害作用を生じる可能性がある。この問題に関する産科実地臨床は標準化されていない。

目的: 

分娩第3期の積極的管理の一環としての子宮底圧迫とコントロール下臍帯牽引の有効性を比較・検討する。

検索方法: 

Cochrane Pregnancy and Childbirth Group's Trials Registerを検索した(2010年8月)。

選択基準: 

発表済みおよび未発表のランダム化および準ランダム化比較試験を検索した。

データ収集と分析: 

2人のレビューアが独自に文献検索から可能性のある研究を同定し、方法論的質と選択の適否についてこれらの研究を評価した。

主な結果: 

検索戦略からは選択を考慮する5件の研究を生じた。しかし、これらの研究のいずれも本レビューの選択要件を満たさなかった。

訳注: 

監  訳: 江藤 宏美,2011.7.12

実施組織: 厚生労働省委託事業によりMindsが実施した。

ご注意 : この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、Minds事務局までご連絡ください。Mindsでは最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、編集作業に伴うタイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。

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