急性・慢性疾患を持つ子どもたちのための専門的な訪問看護サービス

このレビューの目的は、急性・慢性疾患を持つ子どものための小児専門訪問看護サービスが、入院回数や入院期間を減らし、地域での医療を充実させ、子どもの病気時の家族のストレスを軽減するかどうかを検討することであった。2006年に発表されたオリジナル・レビューを更新したものである。急性および/または慢性疾患を持つ誕生から18歳までの小児840人を対象に、専門家による在宅看護サービスと従来の医療ケアのどちらかを受けている7件の関連するランダム化比較試験(RCT)を特定した。結果には、ヘルスケアサービスの利用、身体的・精神的健康、満足度、健康に悪影響を及ぼす結果やコストが含まれていた。提供されたサービスの種類、参加者の種類、使用された指標にばらつきがあるため、これらのRCTの結果を統合しないことにした。個々のRCTの結果は、在宅ケアに対する満足度の向上を示し、子どもの身体的健康アウトカムには悪影響を与えないことを示している。専門の訪問看護サービスが入院期間を短縮するというエビデンスはあるが、病院サービスの利用を減らすというエビデンスはない。健康状態、満足度、サービスの利用状況、長期的なコストを測定するためのさらなる試験が必要である。

訳注: 

《実施組織》 阪野正大、小林絵里子 翻訳[2020.05.13]《注意》この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、コクランジャパンまでご連絡ください。なお、2013年6月からコクラン・ライブラリーのNew review, Updated reviewとも日単位で更新されています。最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、タイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。 《CD004383.pub3》

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