人工股関節再置換術におけるimpaction bone grafting法のための処理骨と新鮮凍結骨との比較

著者の結論: 

外科医による移植骨の選択が個人的な好みではなくエビデンスの情報に基づいて行われるために、この領域における質の高いランダム化比較試験が必要である。

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背景: 

impaction bone grafting法は、人工股関節再置換術中に大腿骨と寛骨臼の骨欠損を回復させるための手技である。impaction bone grafting法は当初、新たなインプラントのセメント合着に先立って新しい海綿骨床を作成するために埋伏が可能な骨細片を作るために粉砕した新鮮凍結大腿骨頭の同種移植片を用いて施行された。中期的および長期的アウトカムの研究結果から、この手技を用いた様々な結果が示されている。現在、処理および未処理の骨同種移植片の両方が使用されている。本レビューは、両者の移植片に対するエビデンスの解析を目的とした。

目的: 

処理(凍結乾燥または照射)骨の臨床的有効性を新鮮凍結(未処理)骨と比較し明らかにする。

検索戦略: 

Cochrane Central Register of Controlled Trials(CENTRAL)、MEDLINE(1985年~2008年)、EMBASE(1985年~2008年)、CINAHL(1985年~2008年)およびNational Research Registerを検索した。その後追加された情報源も検索した。関連性のある雑誌および学会抄録もハンドサーチした。検索は2008年8月31日まで完了した。

選択基準: 

impaction bone grafting法のために異なるタイプの骨を比較したランダム化比較試験。

データ収集と分析: 

検索により、360件の参考文献を同定した。詳細な適格性スクリーニングの後に、359件の参考文献が適格性基準を満たさなかった。1件の試験についてはその適格性を判定するために、詳細な情報がさらに必要である。

主な結果: 

本レビューの選択基準に適合した試験は同定されなかった。

訳注: 

監  訳: 内藤 徹,2010.2.10

実施組織: 厚生労働省委託事業によりMindsが実施した。

ご注意 : この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、Minds事務局までご連絡ください。Mindsでは最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、編集作業に伴うタイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。

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