妊娠中母体から胎児へのサイトメガロウイルス(CMV)伝播を予防するための出生前介入と先天性感染児における有害なアウトカム

著者の結論: 

今日までに、妊娠中、感染母体から胎児へのCMV伝播を予防する出生前介入および先天性感染児での有害なアウトカムを検討したRCTは入手できなかった。曝露された児の長期追跡および費用効果分析を含む妊娠中母体から胎児へのCMV伝播予防を目的とした介入の有効性を評価するため、さらなる研究が必要である。

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背景: 

サイトメガロウイルス(CMV)はヘルペスウイルスの1つで先進国における先天感染で最も多い原因である。先天性CMV感染症は胎児に対し悲惨な結果を招く可能性がある。先天性CMV感染症に関連した高い発症率と重篤な罹病率により、CMV感染の出生前伝播を予防する有効な介入の必要性が高まっている。

目的: 

本レビューの目的は、妊娠中母体から胎児へのCMV感染伝播予防に用いられる介入の利益および有害性を評価することであった。

検索方法: 

Cochrane Pregnancy and Childbirth Group’s Trials Register(2010年12月31日)を検索した。

選択基準: 

妊娠中母体から胎児へのCMV伝播を予防する出生前介入および先天性感染児での有害性アウトカムを検討しているすべてのランダム化比較試験(RCT)と準RCT。

データ収集と分析: 

2名のレビューアが選択について研究を別々に評価した。

主な結果: 

本検索から6件の研究を同定した。これらの研究のいずれも本レビューであらかじめ規定した選択基準を満たさなかった。

訳注: 

監  訳: 江藤 宏美,2011.10.4

実施組織: 厚生労働省委託事業によりMindsが実施した。

ご注意 : この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、Minds事務局までご連絡ください。Mindsでは最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、編集作業に伴うタイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。

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