子癇前症や子癇がある女性に対する代替硫酸マグネシウムレジメン

著者の結論: 

強力なエビデンスが子癇の予防と治療に対する硫酸マグネシウムの使用を支持しているが、代替治療レジメンを比較している試験は、信頼できる結論を導くには規模が小さ過ぎる。

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背景: 

硫酸マグネシウムは今なお子癇の予防と治療に対する選択薬である。硫酸マグネシウム投与のためのレジメンが数年間にわたって展開してきたが、まだ正式に評価されていない。

目的: 

子癇前症や子癇のある女性のケアに用いられる場合の硫酸マグネシウム投与のための代替レジメンの効果を比較し、評価する。

検索方法: 

Cochrane Pregnancy and Childbirth Group's Trials Register(2010年6月)を検索した。

選択基準: 

子癇前症や子癇のある女性のケアに用いられる硫酸マグネシウム投与のための様々なレジメンを比較しているランダム化試験

データ収集と分析: 

4名のレビューア全員が独自に試験の質を評価し、データを抽出した。

主な結果: 

17件の研究を同定し、そのうち6件(866例の女性)が選択基準を満たした:2件の試験(451例の女性)が子癇の女性に対するレジメンを比較し、4件(415例の女性)が子癇前症の女性に対するレジメンを比較した。子癇の治療:1件の試験負荷量のみと負荷量と24時間の維持療法を比較した(401例の女性)。痙攣の再発(RR 1.13、95%信頼区間(CI)0.42~3.05)または死産(RR 1.13、95%CI 0.66~1.92)のリスク比(RR)に両群間で明らかなはなく、CIは幅広い。1件の試験が低用量レジメンと標準用量レジメンを24時間にわたって比較した(50例の女性)。この研究は、比較効果について信頼できる結論を導くには規模が小さ過ぎた。子癇の予防:1件の試験が24時間の静注維持レジメンと筋注維持レジメンを比較した(17例の女性)。この試験は信頼できる結論を導くには規模が小さ過ぎた。3件の試験が分娩後短期維持レジメンと24時間の出産後継続レジメンを比較した(398例の女性)。これらの試験を統合しても信頼できる結論を導くには規模が小さ過ぎた。

訳注: 

監  訳: 江藤 宏美,2011.3.25

実施組織: 厚生労働省委託事業によりMindsが実施した。

ご注意 : この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、Minds事務局までご連絡ください。Mindsでは最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、編集作業に伴うタイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。

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