帝王切開による出産の既往がある女性での選択的反復帝王切開と予定分娩誘発との比較

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帝王切開による出産の既往がある女性がその後の妊娠で分娩誘発を要する場合、治療としては選択的反復帝王切開と予定分娩誘発の2つの選択肢がある。どちらの方法についても、関連した利益とリスクがある。この選択について女性、パートナー、および医療従事者に役立つ試験を認めなかった。

著者の結論: 

帝王切開による出産の既往がある女性での、予定選択的反復帝王切開と予定分娩誘発は、利益と有害性の両方に関連している。これらの治療行為についてのエビデンスは非ランダム研究から導かれており、バイアスを伴っている可能性がある。したがっていずれの結果、結論についても解釈には注意を要する。帝王切開による出産の既往がある女性での予定選択的反復帝王切開と予定分娩誘発の両方の利益と有害性に関して、最も信頼性が高いエビデンスを得るため、RCTが必要である。

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背景: 

帝王切開の既往がある女性がその後の妊娠で分娩誘発を要する場合、治療としては選択的反復帝王切開と予定分娩誘発の2つの選択肢がある。選択的反復帝王切開と予定分娩誘発のどちらについてもリスクと利益があるが、現在、非ランダムコホート研究による限定的な情報源しかない。このようなデザインでの研究ではバイアスリスクが高い可能性があるため、これらの結果に基づいた結論の信頼性は限定的であり解釈には注意すべきである。

目的: 

帝王切開による出産の既往がある女性を対象に、選択的反復帝王切開と予定分娩誘発の利益と有害性を最善の入手可能なエビデンスを用いて評価すること。

検索方法: 

Cochrane Pregnancy and Childbirth Group's Trials Register(2012年1月27日)を検索した。

選択基準: 

帝王切開の既往があり、選択的反復帝王切開予定の母親と子どものアウトカムを予定分娩誘発の女性でのアウトカムと比較した報告データのあるランダム化比較試験(RCT)

データ収集と分析: 

データ抽出は実施されなかった。

主な結果: 

RCTは同定されなかった。

訳注: 

監  訳: 江藤 宏美,2012.9.27

実施組織: 厚生労働省委託事業によりMindsが実施した。

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