随伴する有害なアウトカムの低減を目的とする早産予測のリスクスコアリングシステム

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著者の結論: 

早産の予防に対するリスクスコアリングシステムが担う役割は、明らかになっていない。

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背景: 

平均より高リスクの妊娠の特定は、早産などの有害なアウトカムの予防を目的とした介入を可能とする点で重要である。多くのスコアリングシステムが様々な妊娠アウトカム不良(周産期死亡、低出生体重児、早産など)リスクを分類する目的で開発されてきたが、通常その有用性および妥当性が評価されずに導入されている。

目的: 

早産予測のためにデザインされたリスクスクリーニングツールの使用(結果としての適切な介入の併用)は、早産および極早産の発生率や随伴する有害なアウトカムを低減させるかを検証する。

検索方法: 

Cochrane Pregnancy and Childbirth Group's Trials Register(2010年12月)、CENTRAL(コクラン・ライブラリ2010年第4号)、MEDLINE(1966年~2010年12月17日)、EMBASE(1974年~2010年12月17日)、CINAHL(1982年~2010年12月17日)を検索した。

選択基準: 

早産防止のリスクスコア測定を用いる群、代替のスコア測定を用いる群、スコア測定非実施群における早産の罹患率を比較した、または異なる妊娠期間で同じスコア測定を比較した、すべてのランダム化または準ランダム化(クラスターランダム化試験を含む)比較試験。 文献は、ピア・レビューの実施/未実施、発表/未発表、言語を問わないものとした。

データ収集と分析: 

検索戦略によって同定されたすべての可能性のある研究を全レビューアが選択基準に照らして独自に評価することを計画した。しかし、適格な研究は同定されなかった。

主な結果: 

広範囲に及ぶ調査でも、早産を予防するためのリスクスコアリングシステムを用いた試験は認められなかった。

訳注: 

監  訳: 江藤 宏美,2012.3.13

実施組織: 厚生労働省委託事業によりMindsが実施した。

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