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コクラン・エビデンス公表日 16 2月2017
新生児の母子接触ケア(カンガルーケア)が処置痛を和らげる
新生児がおむつのみを着けて母親の裸の胸に直接抱かれることを肌と肌との接触(skin-to-skin contact)という。カンガルーの母親が子どもを世話する方法に似ていることから、カンガルーケアと呼ばれることもある。新生児は、特に新生児集中治療室で過ごさなければならない場合、ケアの一環として踵採血、静脈穿刺、注射など、様々な検査や処置を受ける必要がある。こうした処置に対する鎮痛剤の使用は問題を引き起こすことが多く、薬剤に替わる対処法が必要とされている。確固たるエビデンスを示すために統合できた研究はわずかであったが、カンガルーケアはこうした実施頻度の高い処置に対する疼痛反応を軽減すると思われる。これまで報告されている限り、カンガルーケアは安全である。19件の研究について検討したところ、生理的および行動的サインを ... -
コクラン・エビデンス公表日 18 8月2015
成人における切断術後の幻肢痛および断端痛に対する経皮的電気神経刺激(TENS)
身体の切断された部分(幻肢痛)または断端(断端痛)のいずれかまたは両方に疼痛を生じる場合がある。幻肢痛および断端痛は複雑な疾患で、切断術を受けた患者の最大80%が罹患する。根本的な原因は完全には解明されていない。最も一般的な治療法は薬物療法であるが、疾患に対する治療効果は思わしくない。非薬物的介入の必要性が認識されており、TENSは重要な役割を担う可能性がある。 TENSは安価で安全かつ簡便な鎮痛法である。電池式の携帯装置で発生させた電流が正常な皮膚の表面を通過して下部の神経を活性化する。 更新のために2015年3月におこなった様々なデータベースの検索において、本レビューに含まれるための適格基準を満たす研究は見出されなかった。 幻肢痛および断端痛に対するTENSの効果に対す ... -
コクラン・エビデンス公表日 9 12月2014
人工呼吸器装着患者に対する音楽的介入
レビューの論点 人工呼吸器装着患者における不安やその他のアウトカムに対する音楽的介入の効果のエビデンスを、標準的治療と比較して検証した。 背景: 人工呼吸器は、しばしば患者にとって大きな苦痛や不安を引き起こし、合併症のリスクも大きくなる。 麻酔剤や鎮静剤の副作用によって、人工呼吸器の装着期間が長くなり、その結果、入院が長引き費用が高くなる可能性がある。 したがって、不安やストレスを管理するための非薬理学的治療を考慮すべきである。いくつかの試験では、人工呼吸器装着患者において不安や生理学的反応に対する音楽的介入の影響を検証した。音楽的介入は、予め録音された音楽を受動的に鑑賞させることが医療従事者によって行わ ... -
コクラン・エビデンス公表日 99月2014
成人重篤患者に対するグルタミン補充
グルタミンは非必須アミノ酸の一種で、健康人の体内に豊富に存在している。重篤な患者や侵襲の大きい手術後に、筋肉および血漿中のグルタミン値が低下することを報告した研究があり、こうした状態では体内のグルタミン消費量が増大することを示唆している。この10年間で、重篤な疾患を有する患者または術後患者を対象にグルタミン補充の効果を検討する臨床試験が複数実施されているが、この臨床的エビデンスに関するシステマティック・レビューから、これらの患者にグルタミンを補充することによって感染率および死亡率を減少させる可能性が示唆された。しかし、最近行われた大規模臨床試験2件(2011年と2013年に発表)では、重篤な疾患を有する患者に対するグルタミン補充の有効性は認められなかった。 本レビューでは、2013年5月時点で入 ... -
コクラン・エビデンス公表日 21 8月2014
慢性膵炎による疼痛の緩和を目的とした抗酸化物質
慢性膵炎は膵臓に起こる持続性の炎症で、長期的には回復困難な損傷の原因となる可能性がある。慢性膵炎の主な原因は、遺伝性、アルコール中毒、また膵臓の損傷や閉塞を起こす他の疾患である。この炎症は、しばしば患者を社会的に孤立させ、就業が不可能になるほど重症の痛みを引き起こすことがある。残念ながら、治療の選択肢はほとんどなく、しばしばモルヒネに似た強い鎮痛薬が必要になる。患者は、代替医療により、モルヒネに似た薬剤による有害作用を発現することなく利益を得られる可能性がある。本レビューは、慢性膵炎における抗酸化物質の効果を検討したランダム化比較試験から得られたエビデンスの要約である。抗酸化物質は、体内の酸素の有毒副生成物により生じる細胞の損傷を防ぐ物質である。慢性膵炎では、これらの副生成物の量が増大している。抗酸化物質には ... -
コクラン・エビデンス公表日 11 4月2014
手術を実施せずに慢性的な痛みを管理するための脳への刺激
手術や侵襲的な治療を行わずに脳に電気的刺激を与えて慢性的な痛みを治療するさまざまな機器が存在する。治療法は主に4種類あり、頭皮にコイルを装着して脳を刺激する反復経頭蓋磁気刺激法(rTMS)、電極で耳を挟むか電極を頭皮に装着する頭蓋電気刺激療法(CES)、経頭蓋直流電気刺激(tDCS)および電極を頭皮に装着する低インピーダンス非侵襲性大脳皮質電気刺激(RINCE)である。これらの治療法は、脳の活動を変化させて痛みを軽減するために使用されてきたが、その有効性については明らかになっていない。 このレビュー更新版では、56件の研究を対象とした。 内訳は、rTMSが30件、CESが11件、tDCSが14件、RINCEが1件であった。バイアスのリスクが低いと判断したのは3件の研究のみであった。質の低いエビデン ... -
コクラン・エビデンス公表日 19月2013
慢性非癌性疼痛において処方されたオピオイド使用の減少
成人の5人に1人が、癌によるものではない中等度または重度の慢性疼痛に苦しめられている。この種の疼痛の治療には、オピオイドが使用されることがある(モルヒネ、コデイン、オキシコドン、フェンタニルまたはブプレノルフィンなどの薬剤が多く、これらを錠剤または皮膚に貼付するパッチ剤として使用する)。この薬物療法は、効果が得られない、あるいは効果が長時間持続しないことが珍しくなく、用量を増加させても、効果的な疼痛緩和が得られないことがある。オピオイド薬は、突然中止すると不快な副作用が引き起こされるため、使用を中止するのは、特にしばらく使用し続けていた場合は容易ではない。このレビューでは、疼痛に処方されたオピオイドの服用を安全に中止するのに役立つ治療に関する質の高い試験(ランダム化比較試験)を探した。しかし、見つかったのは2試 ... -
コクラン・エビデンス公表日 6 6月2013
音楽介入は、術前不安の軽減のための鎮静剤に代わることが可能か?
外科手術待機中の患者は、しばしば高レベルの不安を感じる。そういった不安は、血圧上昇や心拍数増加などのマイナスの身体反応をもたらす可能性があり、創傷治癒の遅滞や感染症リスクの増大につながる。高レベルの不安はまた、麻酔導入に影響を及ぼし、術後の回復を遅らせることもある。患者の不安を軽減するため、通常は、術前に鎮静剤や抗不安薬が投与される。しかし、これらの薬剤により、眠気や呼吸困難などの有害な副作用が現れることも多く、麻酔薬と相互作用して患者の回復や退院を遅らせる可能性もある。したがって、術前不安の軽減を目的として、他の非薬物的介入の中でも音楽療法や音楽医療介入への関心が高まっている。音楽的介入は、予め録音された音楽を受動的に鑑賞させることが医療従事者によって行われた場合に「音楽医療」と定義される。反対に、音楽療法 ... -
コクラン・エビデンス公表日 5 6月2013
分娩中の女性の疼痛管理:システマティック・レビューの概要
非薬理学的疼痛管理のほとんどの方法は非侵襲的で、母体および子どもにとって安全であることが明らかであるが、その有効性は質の高いエビデンスが少ないため不明である。多くのレビューで、解析するためのアウトカムデータがあるのは1件または2件の試験のみであり、試験の総合的な方法論的質は低かった。質の高い試験が必要である。 -
コクラン・エビデンス公表日 31 5月2013
慢性腰痛症に対する経皮的電気神経刺激療法(TENS)とプラセボの比較
現時点で、少数のプラセボ対照試験から得られたエビデンスは、慢性LBPのルーチン管理にTENSの使用を裏付けていない。さらなる研究が奨励される。
