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褥瘡に対する超音波療法の効果

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褥瘡(または床擦れ、褥瘡性潰瘍)とは、圧力や摩擦によって生じる体面のできものである。寝たきりの人に多くみられ、臀部や踵、肘などの体の骨の出っ張った部分にできる。

低レベルの超音波(発熱するほどではない)は、褥瘡の治療に使われる場合もある。どのように超音波が治癒に影響するのか、また超音波の波動が褥瘡周囲の血流にポジティブまたはネガティブな影響があるのかどうか明確でない。参加者146例を含む3試験のレビューでは、褥瘡に対する超音波の効果に関し、試験からのエビデンスは非常にわずかしか得られなかった。

訳注

《実施組織》厚生労働省「「統合医療」に係る情報発信等推進事業」(eJIM:http://www.ejim.ncgg.go.jp/)[2018.12.25] 《注意》この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、eJIM事務局までご連絡ください。なお、2013年6月からコクラン・ライブラリーのNew review, Updated reviewとも日単位で更新されています。eJIMでは最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、タイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。 【CD001275.pub2】

Citation
Akbari Sari A, Flemming K, Cullum NA, Wollina U. Therapeutic ultrasound for pressure ulcers. Cochrane Database of Systematic Reviews 2006, Issue 3. Art. No.: CD001275. DOI: 10.1002/14651858.CD001275.pub2.

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